当社が手掛ける製造プラントは、常に信頼性と経済性を追及しています。
競争力ある製品を作りだす工場にするためには、求められる生産規模に応じた最適な設備の
提案が不可欠です。
当社では、どのような設備が必要になるかを最初の段階でしっかりとヒアリングしてから設備構成を検討しご提案いたします。
当社のプラントは、自社工場で培った製造方法に基づいてご提案することが特徴で、工場完成後にも、製造を行っていく上での問題解決にもご相談に乗っております。
日本においては、リターナブルガロンボトルを用いた事業の歴史は浅く、この
大型ボトルへの充填を行う設備については未だに海外製が主体となっています。
しかしながら、海外メーカーのミネラルウォーター充填工場の造りと日本で求
められる設備構成には違いがあるため、海外メーカーのものをそのまま持って
きても要求される設備とは異なるものとなってしまいます。
当社では、海外メーカーの設備をそのまま輸入するのではなく日本の市場に
合った改良改善を行っております。
リターナブルボトル充填ラインは、時間３０本から時間１２００本までをラインナップしており３０ＢＰＨ、６０ＢＰＨ，２００ＢＰＨ，３００ＢＰＨ，６００ＢＰＨ，１２００ＢＰＨの
設備をご提案致します。
大型のワンウェイボトルは、上記のリターナブルボトルと同様の使い方をする
ものではありますが、製造方法は異なります。
この製品の製造においては洗浄工程をリターナブルに比べて簡略化できるため、シンプルで生産性の高いライ
ン構成が可能となります。
２Ｌなどの小型ＰＥＴボトル同様にインラインブロー成型を充填工場内で行うことにより生産コストの低減を図ります。
当社では自動化ラインとしては時間500本を推奨しておりますが、設備の追加等によりリターナブルの充填ラインを援用して生産を行うことも可能となります。
また、時間50本程度の小型の充填機から時間1500本の自動化ラインまでをご提案致します。
500mlや2Lは消費者価格の下落に伴い、その生産ラインはここ数年で大型化自動化が進み小規模での生産ではコスト競争に追随できない状況となりました。
生産コストを抑えて競争力を持たせるには、非常に厳しいコスト管理が必要となると同時に、製品そのものの高い付加価値がなければなりません。小型ＰＥＴラインを考える場合は、いくらで何本販売可能かということを厳しく見極めてから、設備の計画を行います。
500mlや2Lをごく小規模で生産する場合の設備についてのご提案も用意しています。
